1990年代以降ブームを巻き起こしたキックボードが近年、再び人気が集まっています。それは従来のキックボードとは違った電動キックボード。
子供だけでなく大人も日常的に楽しめるような工夫がたくさんされているのです。電動キックボードは海外が先駆けですが、日本でも徐々に浸透しつつあります。
外国では通勤・通学時に利用するポピュラーなものになっているのです。今回は、電動キックボードを選ぶときのポイントをいくつかご紹介します。
電動キックボードの購入を検討されている方にはおすすめの記事です。
Contents
電動キックボードは何で比較する?
電動キックボードはさまざまなメーカーから販売されているので、購入する時に迷う人が大勢います。選ぶ基準は人それぞれ違いますが、
- 速度
- 安定性
- 価格
- 重量
で選ぶ人が多いようです。
速いスピードでスムーズに電動キックボードを乗りこなしたい人は速さ、手軽に試してみたい人は価格を重視して選ぶのも良いでしょう。種類によって違いやポイントは異なるので、よくチェックしてから購入したいです。
電動キックボードをタイヤで比較
電動キックボードには2つのタイヤがついています。ここでは、タイヤに関する比較ポイントをお伝えします。
タイヤの大きさ
タイヤは大きさによって電動キックボードの速度が変わってきます。近年は145mmのタイヤが増えてきて、大きいものだと205mmのタイヤもあるのです。
145mm以下の場合、でこぼこしたアスファルトの道だと振動を感じやすく乗り心地が悪いというデメリットが挙げられます。特に、振動や音が気になる人にはおすすめできない大きさです。
145mm以上あった方が振動は少なく乗り心地が楽なのです。また、タイヤが大きいと段差を乗り越えやすく、引っかかりにくいというメリットもあります。
タイヤの種類
電動キックボードのタイヤには2種類あり、硬めのタイヤと柔らかいタイヤです。硬いタイヤは1回地面を蹴ると大きく進みやすいです。
デメリットは段差・衝撃に弱いので振動を感じるのが好きではない人にはおすすめできません。一方の柔らかいタイヤは段差・衝撃に強く安定して走ることが出来ます。
しかし、力を吸収しやすいので1回地面を蹴って走行する距離が小さいのが特徴です。
電動キックボードを乗り心地で比較
乗り心地が良ければ電動キックボードに乗るのもより楽しくなります。ここでは、乗り心地に関する比較ポイントをお伝えします。
デッキの大きさ
デッキとは電動キックボードの足を乗せる部分のことです。前輪から後輪までの距離が長ければ長いほど、体を支えやすく安定して走りやすくなります。
デッキが長いと安定性が良いので、キックボード初心者の方にもおすすめです。初心者の方はキックボードに乗ること自体に不慣れなので最初はバランス感覚が取りづらい人がほとんど。
デッキが長く安定していると、体重をデッキに乗せて走行することに慣れやすくなります。
ハンドルグリップ
ハンドルは走行中握るものなので、気に入ったグリップを選ぶのが良いでしょう。硬いゴム製のものから柔らかいウレタン製まであります。
選ぶときは自分の手のひらにどれだけフィットするかどうかで選ぶのがポイント。あまりフィットしないハンドルグリップを使用することは走行の安定性を失わせてしまいます。ケガや事故の原因にもなるので自分に合ったものを選びましょう。
電動キックボードを運びやすさで比較
選ぶ基準の中でも持ち運びやすさは重視したい人が多いのではないでしょうか?車に載せたり、公園まで運んだりするときに持ち運びやすいと便利です。
折りたたみ
電動キックボードの多くは折りたたみが可能です。折りたたむときにレバーやロックなどの機能が搭載されているものがあります。
折りたたみやすいと使うたびに操作が楽で、ストレスにならないメリットがあるのです。
本体の重さ
持ち運びしやすい電動キックボードは7.5キロから10キロまでが目安です。数ある電動キックボードの中でも最軽量は7.5キロ程度です。
7.5キロだと女性や子供でも持ち運びやすくなっています。
電動キックボードを価格帯で比較
さまざまなメーカーから販売されている電動キックボード、その価格は異なっています。安く手に入れたいのであれば2万円台から高品質のものは10万円以上する電動キックボードも存在。
価格は安めでも軽量で走行距離が長い電動キックボードもあるので、購入する際には価格だけでなく特徴もチェックしておきたいです。予算に余裕がある人は、Micro scooter (マイクロ・スクーター) やFuzion (フュージョン) などの海外ブランドがおすすめ。
結論どの電動キックボードが良いのか?
電動キックボードはさまざまなメーカーから販売されていて、タイヤの大きさや速度、持ち運びやすさが異なっています。
購入する際にはあなた自身が選ぶ基準を明確にすることが大切です。
どんなポイントを重視するかによって選ぶ電動キックボードは変わってきます。基準を決めたら価格と相談して、ぜひお気に入りの電動キックボードを見つけてください。
実際に乗っていた人の感想で、総合的な比較基準を整理
- 坂道は走るのか
基本的に、どんな電動キックボードでも、ある程度の坂は登れます。
また、電動キックボードは電動アシストという機能があるので、軽く蹴りながらであれば、坂道をスイスイ走ることが可能です。
- デッキサイズは小さい方が良い
大きさでの安定感はそれほど変わらないですが、デッキサイズが大きくなると重量も重くなるので、持ち運びが不便になります。
総合的にみてデッキサイズは小さい方が良いと言えます。
- 重量は軽いに越したことはない
電動キックボードはすぐに折りたためて、持ち運びが簡単、というのが普段の使用で最も大事と言っても過言ではないそうです。
ですので、軽さで選ぶべきだそうです。
- タイヤの種類は、予算があればエアタイヤ
電動キックボードのタイヤは硬質のものがメインで、硬質の場合、スピードが出やすい、値段が安いというメリットがありますが、地面が整備せれてないない場合ガタガタ音がうるさく、振動がかなり伝わるというデメリットがあります。
一方エアタイヤは、振動を吸収し音も出にくいというメリットがあります。ただ同時に、エアタイヤは空気が入ったタイヤですので、空気が抜けた際のメンテナンスが大変だったり、値段がそもそも高い傾向があります。
- 速度は早すぎても遅すぎてもダメ
電動キックボードでは、15キロ〜30キロ以上とメーカーやモデルによって速度に違いがあります。
15キロ~20キロだと遅すぎるようですが、30キロだと早すぎて怖いそうです。
25キロ前後が最高速度のものを選ぶと良いみたいです。
総合評価1位はドイツNo1電動キックボードCityBlitz

総合点 | 40/50点 |
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重量 | 重量は現在販売されている電動キックボードの中でも7.4キロと最軽量で、折りたたみもワンタッチでスムーズにできる点で満点 |
デッキサイズ | 小さめで安定感という面では劣るものの、重量が軽いので、判断基準にならないので、中間の6点 |
速度 | 最高速度が24キロと理想的な速度で、かつ三段階の変速ギアがあるので、スピードも自在に操れる点で満点 |
価格 | ¥39,800と電動キックボードの中では安い方と言った金額、重量や速度などその他機能面から考えると8点 |
タイヤ | 硬質のタイヤで、メリットデメリットから個人によって意見が異なるため、中間の6点 |