電動キックボードという乗り物をご存知でしょうか。2020~2021年ごろから日本でも「公道を走れる新たなモビリティ」として積極的に普及が進められています。
この記事では電動キックボードについて、知っておきたい基礎知識、今各地ではじまっているシェアリングサービス、そして人気のブランド機種から、自分にあう電動キックボードの選び方までを総合的に解説します。
Contents
電動キックボードとは
電動キックボードの仕組み
電動キックボードとは、モーターで走るあたらしい電動モビリティです。軽くコンパクトで小回りが得意なため、スマートに移動ができるのが特徴です。
モーターとバッテリーが搭載されているので、毎回地面を蹴る必要はなく力いらずで爽快な走りがたのしめます。電動キックボードはしばしばキックスケーターと呼ばれることもあります。
バッテリーで動くことからわかるように、ガソリンなどの燃料は必要なく、電気で走るモビリティです。自宅のコンセントから充電ができる為、燃費が抑えられ経済的です。エコの観点から見ても優れた乗り物であることがわかります。
最近では、電動キックボードを通勤に使うことがトレンドとなっており、エコで経済的という理由だけでなく、単純に乗るのが楽しいという点から通勤が楽しくなるアイテムとして注目を集めています。
電動キックボードの乗り方
この記事では「公道走行可能モデルCOSWHEEL」を使って、操作説明や乗車ルールをご説明していきます。
基本的な乗り方としては、手元で操作するアクセルでスタートし、スピード調節をします。止まるときは同じく手もとにあるハンドブレーキでストップするのが一般的です。
「公道走行可能モデルCOSWHEEL」でも同じように、全て手元の操作だけで動かすことができます。

上図を見ていただくと、もしかしたら「操作が複雑」というイメージを受けませんか?全くそんなことはなく、むしろ簡単すぎるくらいなのでご安心ください。進むときは「アクセルペダルをひねる」止まりたいときは「ブレーキを握る」だけなのです。簡単な操作なのでコツや練習は必要なく、大体の方がすぐに慣れることができるシンプルな乗り物だといえます。
使用していないときは、

↑のように折りたたんで収納するか、

↑のようにスタンドを使って停車状態にするのも良いですね。
電動キックボードの最大速度
今市場に出ているモデルの速度は、40km/hというものが多いです。どのくらいのスピード感なのか、自転車と比べてみましょう。
ママチャリの平均速度は12km/時~15km/時、電動アシスト自転車の平均速度は10~17km/時といわれています。ちなみに電動キックボードと電動アシスト自転車の大きな違いは、モーターのアシスト力です。
電動アシスト自転車は速度によってアシストの力がかわります。アシストの本領発揮は2倍のアシスト力がもらえる時速10kmまでといわれています。
この記事でご紹介している「公道走行可能モデルCOSWHEEL」は最高速度はなんと45km/hととてもパワフルです。とはいえ、いつも45km/hで走るのはとても危険ですので、スピードは3段階のギアで調節することができ、1段階目であれば最高速度を23km/hにすることができるので比較的安心して使う事ができます。
法律上は原動機付自転車扱い
電動キックボードはおもちゃではく、「原動機付自転車、または自動二輪」に区分されます。そのため公道を走るには、車体が保安条件を満たすこと、またナンバープレートをつけるなどいくつかの手続きが必要となります。
「公道走行可能」と書かれている商品もありますが、それはあくまで必要な手続きをきちんと踏んだ場合のみです。そのままの状態で市街地を走ることはできません。
原付と同じ扱いになるので、免許の携帯やヘルメットの着用も義務となります。公道も走れるのは車道だけで、歩道走行は禁止されています。
電動キックボードで走行できる場所
現在の日本の法律では、公道走行できる電動キックボードと、公道走行は禁止され私有地や許可された公園で使用できる電動キックボードに二分されます。
許可の下りた公園や私有地
2021年夏現在、公道を走れない電動キックボードをつかえる場所は限られていて、許可された公園やレジャー施設、そしておもに私有地での利用となっています。
なかには電動モビリティの使用を禁止しているところもありますので、前もって確認しておくと良いでしょう。
倉庫や工場内、敷地内での移動で使われているケースもあります。海辺の公園では海岸線をはしることもでき、爽快に走る姿がインスタグラムなどのSMSにあがっていることも。
レジャー施設は広いところが多いので、歩きでは回りきれない敷地をらくに移動できるのは嬉しいですね。
電動キックボードを、アクティビティの一環としてレジャーにしている宿泊施設やパークもちらほらと誕生しているようです。
こちらのサイトでもレンタルをして遊ぶことができる電動キックボードについてご紹介されています。
公道で走行する為のルール
2021年現在、電動キックボードは「原動機付自転車」と同じ扱いの車両とされており、
- 安全の為の保安装置の完備
- ナンバープレートの取得、取り付け
- 自賠責保険の加入
- 原付免許携帯とヘルメット装着
上記ルールが義務付けられています。
公道走行のルールや、上記の準備方法については関連記事でより詳しくご説明しておりますのでそちらをチェックしてみてください。
電動キックボードを利用するメリット
アメリカ西海岸で大ブームとなった電動キックボード。
2018年からはシェアリングサービスの展開も加速しており、サンフランシスコをはじめとする米国各地、そしてフランス、スペインを含めた全世界70ヶ所で導入が進んでいます。
海外で流行!
電動キックボードのシェアリングサービスは、アメリカやヨーロッパで人気となり市場はいまも拡大中です。
人気の理由は、だれでも手軽にあつかえて目的地までらくに移動できるという実用性と、もっているだけでお洒落といったデザイン性。
移動するだけじゃなく、乗って楽しくやみつきになった、という人もいるようです。
パリではすでに観光客向けのサービスが充実していて、多くの観光客がじっさいにシェアサービスを利用しています。観光したいところが多いと移動が大変ですよね。
歩くより断然はやく、らくに移動できる電動キックボードは観光にうってつけ。タクシーや公共交通機関より自由に好きに動けて、安価なのも人気の秘密です。
電動キックボードで公道を走るには?
先述の通り、電動キックボードはおもちゃではく、「原動機付自転車、または自動二輪」に区分されるものがあり、公道を走るにはそちらのタイプを選ぶ必要があります。免許を持っていることを前提として、車体が一定の条件を満たすこと、またナンバー取得などいくつかの手続きが必要となります。
公道を走れる電動キックボードの大本命は…!?
公道を走ることを目的としているのであれば、公道仕様のキックボードを購入することがおすすめです。それ以外にも必要なパーツを自分で取り付け、基準を満たせば公道走行が可能になりますので具体的に解説していきます。
正直言って、自分で楽天やAmazonをめぐり、「コレって公道走れるの?」と調べるのは結構面倒です…。サムネイルでは「公道」というワードが出ているのに、説明欄に小さく「公道では走れません」と書かれている商品も…。
意外と、公道で乗れるタイプってまだあんまりないのかな、、といろいろ探した結果、
「公道走行可能モデルCOSWHEEL」はきちんと「公道走行できます!」と書かれているので、そういった心配は無い様に思います。

必要な装備を用意する
下記が公道を走るために、満たさなければならない道路運送法上の保安基準です。これらのパーツが車体に取り付けられていることが条件です。
- バックミラー
- ウインカー
- フロントライト
- バックライト
- 前後のタイヤ両方にブレーキ
保安部品が最初から車体についている場合は少ないです。公道走行キットとして別売りされているか、バラ売りされているので、公道走行を目的として購入する場合は、パッケージ内容をよく確認しましょう。
先ほど少し紹介した公道走行モデル「COSWHEEL EV Scooter」には必要な保安部品が全てついています。
届いたらナンバープレートを取得して自賠責保険に加入するだけ!
必要な保安部品はこちらのページで詳しく紹介されています!
もし欠けた状態で道路を走った場合、整備不良車両運転として3ヵ月以下の懲役または5万円以下の罰金の処罰が下される可能性があります。
これらのパーツは安全に走るために必要なものです。自分の身を守るためにも必ず装備しておきましょう。
運転免許や保険を準備する
車体の整備以外にも、公道を走るためには下記が必須となります。
- 運転免許証の所持
- 自賠責保険への加入
- 軽自動車税の納税
- 免許携帯、ヘルメット着装など交通法令の遵守
公道を走るためには、機体に応じた免許を携帯する必要があります。ほとんどが原付扱いですが、まれに自動二輪に該当することもありますので、わからない場合は販売元へ確認しましょう。
軽自動車税の納税方法は、ナンバー取得時に確認するのが確実です。保険はネットで24時間加入できますし、コンビニでも加入できます。
ヘルメットは必ずかぶりましょう。そのほかにもプロテクターなどを身につけると安心です。
電動キックボードと通常のキックボードとの違い
従来のキックボードとの違いは、モーターで走行をアシストしてくれることです。電動キックボードは従来のキックボードとちがい、地面を蹴り続ける必要はありません。
乗り込む際に一度地面を蹴れば、アクセルやギアを操作することで前に進んでいきます。そのため走りに集中することができ、乗り心地を追求することが可能です。
本体に搭載されたバッテリーは家で充電することができるので、何度でも楽しむことができます。
バランススクーターとの違い
電動キックボードとバランススクーターの大きな違いは、「ハンドルの有無」です。バランススクーターにはハンドルがなく、足だけですべての操作を行います。
本体にセンサーを搭載していて、足の重心コントロールで前進や後退、旋回などの操作ができるのです。
これらは「スマートスクーター」「ミニセグウェイ」とも呼ばれており、電動キックボード同様、あたらしい電動モビリティとして注目を集めています。
電動キックボードの選び方
たくさんの電動キックボードがが市場に出ていますので、どう選べばいいのか迷ってしまいますよね。自分にあった電動キックボードを見つけられるよう、押さえておきたいポイントを選び方をご紹介します。
速さで電動キックボードを選ぶ
街中を走るなら、早さは気になりますよね。早さで選ぶ時に重視したいポイントは、
- タイヤの大きさ
- タイヤの種類
- 足をのせる部分の高さ
です。タイヤは145mm以上が理想で、できれば205mmがおすすめです。タイヤが大きいほうが段差で引っかかりにくいため、減速を防ぐことができます。
タイヤにはゴムの硬いタイヤと、なかに空気がはいったエアタイヤの2種類があります。早さを重視するのであれば、ひと蹴りで大きく進む硬いタイヤがおすすめです。
逆にエアタイヤは衝撃吸収力に優れているものの、力が吸収されてしまう分走行性はダウンします。車高は低いほうが足に負担がかからず、地面が蹴りやすくなるので少し気にしてみてください。
安定性で電動キックボードを選ぶ
走りやすさ、快適さといった安定性を求める場合に重視したいポイントは、
- エアタイヤ (またはサスペンションつき)
- ハンドルグリップがある
- ボード (足を載せる部分) が長い
- 折りたたみやすい
です。ガタガタするのを防ぎたいのであれば、エアタイヤがおすすめです。エアタイヤは中に空気がはいっているので、タイヤ部分でがたつきを吸収してくれるのがポイントです。
ハンドルグリップは手にしっかりとフィットするものを選びましょう。安定性があがり、蹴る力もあがります。ボードの前輪と降臨の間は長いほうが走行時安定しやすいといわれています。
折りたたみ方はモデルによって異なりますが、自分がたたみやすいものが一番です。
持ち運びやすさで電動キックボードを選ぶ
お出掛けが多い場合、持ち運びやすさも重要ですよね。重視したいポイントは、
- 本体のサイズ、重さ
- 折りたたみ方
です。電動キックボードはモデルにより、重さにひらきがあります。
超軽量タイプだと3kg級ですが、バッテリーが大きいものになると35kg前後と重くなることも。購入前には、バッテリーを含めたトータルの重量をチェックしておきましょう。
折りたたみ方もモデルによって異なります。レバーのみで折りたためるもの、ロックレバーとトリガーで折りたたむもの、など色々あり、アクションが多いほどたたむのに時間がかかります。
持ち運ぶことが多い場合、できるだけ早く簡単に折りたためるタイプがおすすめです。しゃがまずにたためるものがいいですね。
価格帯で電動キックボードを選ぶ
気になる電動キックボードの価格、平均は5万円前後といわれています。しかし機能と性能により、安くて3,000円〜数十万円とばらつきがあります。
購入価格が高かったとしても、バッテリー交換が可能なため、長い目で見れば安いといった場合もあるのです。
軽さで選ぶならドイツブランドの「CityBlity」、コスパで選ぶならスマートでシックなボディが特徴の「Kintone Air」、市街地での使用を考える方には公道走行キットを購入することで、公道走行が可能になる「Airwheel Z5」がおすすめです。
それぞれの特徴については後ほど詳しくご説明します。
日本のシェアリング電動キックボード
厳しい法規制の問題もあり、日本では普及がおくれている電動キックボード。しかし最近では、シェアリング会社と自治体がタッグを組んで、普及に向けたシェアリングサービスの実証実験がすすめられています。
LUUP (ループ)
LUUPは、街中にある同社の電動キックボードをアプリ上で貸し出し・返却ができる電動キックボードのシェアリングサービスです。
アプリからLUUPの電動キックボードを探し、アプリ上で見つけた好きな場所で借り、好きな場所で返すことができます。LUUPは独自の安全制御システムで、
- GPSで走行位置を検知し、危険エリアにおいて速度を制限
- 走行ログから急加速や蛇行などの危険運転を検知し、ペナルティを付与
など、利用者と街の安全を考えたサービス提供を行なっています。大学とも協力し、高齢者を含む幅広い年齢層が安全に使えるモビリティ開発すすめています。
将来がとてもたのしみなシェアリング会社のひとつです。
WIND (ウィンド)
WINDは、市街地で走れる電動キックボードのシェアリングサービスを展開しています。いままで市街地で電動キックボードを見ないのは、日本の厳しい法規制のためでした。
しかし同社は、そこをクリアした”公道を走れるキックボード”のシェアを実現したのです。
シェア電動キックボードの使いかたはいたってシンプル。WINDのアプリをダウンロードして、ロックを解除、地面を3回キックして乗りこみ、返却エリアへ止めたら、アプリから使用終了をすませるだけ。
利用者は、原付免許を所持した18歳以上で、ヘルメットの着用が義務付けられています。ルールは色々とありますが、海外のように堂々と市街地を走れるのは嬉しいですね。
mobby (モビー)
mobbyは、「使いたいときだけ借りられるシェアサービス」というコンセプトをもとに動いている電動キックボードのシェアリング会社です。
2018年には福岡市が主催する「実証実験フルサポート事業」に採択されていて、同市での実証実験もすすめられています。
日本では様々な制約にしばられている電動キックボード、しかし近年「ファーストワンマイル(ちょっとした移動)に、電動モビリティを活用できないか」という声があがっているのをご存知でしょうか。
福岡市はあたらしい電動モビリティの導入に積極的な都市のひとつです。シェアリング会社と自治体の協力により、市街地で手軽に乗れる日がくるのもそう遠くないかもしれません。
電動キックボードおすすめ比較ランキング7選
近年様々な電動キックボードが販売されています。
その特徴はメーカーやモデルによって様々、これだけあると迷ってしまいますよね。いま注目の電動キックボードと、各々の特徴をご紹介します。
こちらのランキングでは、公道走行できるものとそうではないものが混じっていますので、ご購入検討の際は十分にご注意ください。
COSWHEEL(コスウェル)
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出典元:emobi
- メーカー : COSWHEEL
- 重さ : 約22kg
- 最大速度 : 45km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 126,500円 (税込)
- 公道走行:可能
本記事ではたびたびご紹介していますが、公道走行できるタイプのエントリーモデルとしてはイチオシです。保安部品が全て揃っているので、ナンバープレート取得と自賠責加入のみですぐに利用スタートすることができます。
お値段は他のタイプよりも若干高めですが、公道走行できるタイプとしては平均的かと思います。1年間の保証がついているので、とりあえず安心して使う事ができます。
CityBlitz (シティブリッツ)
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出典元 : CityBlitz
- メーカー : CityBlitz
- 重さ : 7.4kg
- 最大速度 : 24km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 39,800円 (税込)
- 公道走行:不可
CityBlitzは電動モビリティの本場であるドイツをはじめ20カ国、累計出荷台数10万台という大ヒットキックボードです。アルミニウム合金でできた軽量ボディが特徴です。
4000mAの超大容量バッテリーを搭載しているので走行距離は最長12km。軽くて、コンパクトなのに迫力あるスピードを楽しめるのがCityBlitzの特徴です。
Kintone Model One(キントーンモデルワン)
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出典元 : Kintone
- メーカー : Kintone
- 重さ : 12.5kg
- 最大速度 : 25km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 65,780円 (税込)
- 公道走行:不可
Kintone Model Oneは、公道走行こそできませんが、私有地で使用するホビーとしては最高の爽快感を得ることのできる高機能マシンです。
お値段は張りますが、「これで優雅に気持ちよく走ることができたら」「スペックを考えると値段は相応」というユーザーの声もあがっています。
JD Razor (JDレイザー)
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出典元 : Razor
- メーカー : JD Razor
- 重さ : 12kg
- 最大速度 : 18km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 74,800円 (税抜)
- 公道走行:不可
JD Razorは、かんたんに乗りこなせるのが特徴の電動キックボードです。親指スロットルでスピードを6km/時と8km/時の2段階に切り替えることができます。
後輪フェンダーブレーキが搭載されているので、もしもの場合も安心です。前輪は8インチのパンクレスタイヤになっており、オフロードでも安心して乗ることができます。
Sunameri (スナメリ)
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出典元 : sunameri
- メーカー : フヂイエンヂニアリング
- 重さ : 20kg
- 最大速度 : 50km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 420,000円
- 公道走行:可能 ※普通免許が必要
2019年にクラウドファンディングにより開発された、公道走行可能なキックボード「Sunameri」。フルカーボンの丈夫なボディとデザイン性、人々が思うニーズをまさに形にした商品です。
原付免許ではなく普通免許が必要な、特殊な車両のようで本格的にご購入を検討される方は調査が必要かと思われます。
ZEUS (ゼウス)
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出典元 : ZEUS
- メーカー : 株式会社匠
- 重さ : 40kg
- 最大速度 : 25km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 51,800円 (税込)
- 公道走行:おそらく不可
株式会社 匠が販売するZEUS (ゼウス) は、大人の男性も楽しめるパワフルな電動キックボードです。サドルを取り付ければ、電動スクーターとしても楽しむことができます。
本体重量は40kgと重めで、バイクに似たがっしりしたつくりが特徴です。お値段は51,800円とお高めですが、バッテリー交換ができるので長く使うことができます。
2021年現在、soldoutとなっているので再入荷を待ちましょう!
ZERO9(ゼロナイン)
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出典元 : ZERO9
- メーカー : ZERO9
- 重さ : 18kg
- 最大速度 : 40km/時
- 折りたたみ : 可
- 価格 : 119,800円 (税込)
- 公道走行:可能
こちらも、保安部品をすべてそろえた安心のモデル。試乗会を度々開催されているようなので要チェックです。
電動キックボードのメーカー一覧
CityBlitz (シティブリッツ)
ドイツだけでなくヨーロッパ全土で大人気のCityBlitzブランドの商品を展開するのは、Big Trend社。設計から製造監修、販売まで一貫体制を築き、スタートアップながら累計出荷台数10万台という大ヒットキックボードを生み出しました。
ドイツならではの品質マネジメントがいきた製品の数々は、不動の人気を誇っています。日本で富山に本拠地をかまえる株式会社エーティーワークスがCityBlitzブランドを販売しています。
Airwheel Tokyo (エアウィールトーキョー)
東京都江戸川区に本拠地をおくAirwheelTokyoは、パーソナルモビリティのトップブランドです。
自転車、キックボード、スケートボード、キャリーバッグ、スクーター (セグウェイタイプ) 等を取り扱っており、電動キックボードのなかでは”Airwheel Z5”という公道も走れる電動キックボードが人気です。
同社の電動キックボードは、充電時間が短い、スマホと連携ができる、ラクな姿勢で運転できるなど実用性が高い、として有名です。
kintone (キントーン)
Kintoneはミニセグウェイと電動キックボードを展開する日本のメーカーです。本社は茨城県にあり、法人窓口なども完備されています。
公式通販の他にも、ドンキホーテやヨドバシカメラ、ビックカメラ、蔦屋家電など、販売代理店が多く、北海道から九州まで日本各地のお店で気軽に買うことができるのが特徴です。
実際にさわって確かめてみたい、という人もいるので近くのお店で試せるのは嬉しいですね。
jzoom (ジェーズーム)
jzoomを展開するのはE-TWOW (Electric Two Wheels) 。中国に本社を置き、都市モビリティの新時代を提供することに焦点をあてた電動モビリティを自社工場で製造し、世界へ展開しています。
人気の電動キックボード「E-Twowシリーズ」は、2時間のフル充電で30km以上の走行が可能、傾斜も30度まで対応といったパワフルさ、わずか3秒で折りたためるといったjzoomならではのクオリティが人気の理由です。
TAKUMI WORLD (タクミワールド)
電動製品を始めとするチューナーや、防災・防犯グッズなどを販売している会社です。TAKUMI WORLDが販売する電動キックボード「ZEUSシリーズ」は、バイクような見た目と機能から主に男性から人気を集めています。
同社の特徴は、交換用のバッテリーなどが通販サイトが簡単に購入できること。サポートセンターが日本国内にあるので、購入した商品になにかあったときは、郵送して修理してもらうことも可能です。
まとめ
この記事では、電動キックボードに関する情報を余すところなくご紹介しました。市場は拡大しているのに市街地で見ることが稀なのは、法規制が厳しく公道に出るためには多くの手続きが必要なためです。
しかし最近では「ファーストワンマイル (ちょっとした移動) 」に使えるよう動いている自治体もあります。実際に2019年には公道走行可能な電動キックボードのシェアリングサービスがはじまりました。
電動キックボードで街中を気軽に爽快に走れる日もそう遠くはないのかもしれません。