電気自動車の普及に伴い、世界的に電動モビリティの時代が到来しています。手軽な電動バイクは注目度急上昇中。中でも折りたたみ電動バイクは、利便性が高く人気のジャンルです。
ここでは、折りたたみ電動バイクの機能や選び方のポイント、利用にあたっての注意点などをふまえながら、おすすめのおりたたみ電動バイクをご紹介します。
Contents
今話題の電動バイクって折りたためるの?
近年人気が上昇している電動バイク。エコで利便性も高い乗り物として、話題を集めています。
まずは電動バイクとはどのような乗り物なのか、折りたたみはできるのかということについて、見ていきましょう。
電動モビリティの時代が到来
近年、環境を汚さないクリーンエネルギーが推奨され、様々な発電方法が開発されています。メディア等を通じて、電動で動く乗り物を目にする機会も増えてきました。特に海外ではこの動きが顕著で、市民の足として街中を電動モビリティが走る光景が日常化しつつあります。
この流れは日本にも波及してきており、各種電動バイクの開発や
実証実験が既に始まっています。
一般コンセントで手軽に充電ができ、持ち運びも容易な移動手段として、電動モビリティ市場はこれから大きな発展が想定される分野といえるでしょう。
電動バイクは新時代の移動手段
電動バイクには電動スクーターやミニセグウェイ、電動キック・スケートボードなど、さまざまな種類が存在します。
中でもハイブリッドタイプの電動バイクは、汎用性の高さと利用に対する敷居の低さが魅力で、街中や観光地などで目にする機会も増えてきました。
ハイブリットタイプの電動バイクには、電力を使わなくても通常の自転車と同様にペダルを漕いで進むことができるという利点があります。バッテリーに少し重量がありますが、これは自力走行に差し障りない程度の重さです。
体力的に楽ができて、健康にも良い。これこそ新時代にふさわしい乗り物といえるでしょう。
魅惑の折りたたみ電動バイク
充電バッテリーで電動走行でき、さらに自転車のように自走もできる電動バイクは、その手軽さと利便性が注目され、次第に人気が上昇してきています。
そんな電動バイクに折りたたみ自転車のような変形機能がプラスされれば、可能性はさらなる広がりを持つことになるでしょう。
折りたたんだ電動バイクを車に載せて目的地まで運び、現場で展開、乗車するという使い方や、輪行バッグに収納して鉄道やバスなどの公共交通機関で運ぶという方法もとれますね。
さまざまな楽しみ方ができる折りたたみ式の電動バイクは、スタートアップ企業によるクラウドファンディングを利用した資金調達や実機制作が既に行われており、販売が開始されたモデルも少なからず存在しています。
折りたたみ電動バイクに乗る前に
折りたたみ電動バイクに乗る際には、事前に知っておいたほうがよい注意点や、選び方のポイントがあります。安全に快適に折りたたみ電動バイクを楽しむために、知識を得ておきましょう。
電動バイクは日本では原付扱い
日本での小型電動モビリティは、スケートボードやキックボードのように乗り物玩具として位置づけられていました。これらの乗り物は、許可をとってある施設や公園のような場所での使用に限り許可されており、公道や安全に走行できない場所での使用は禁止されます。
しかし、定格出力が600w以上で、ライトや方向指示器といった機能が装備されていれば、スクーターのような原動機付自転車として見なされ、公道での走行も可能となります。
電動バイクに乗るためには何が必要?
電動バイクを公道で使用するためには、バイク本体の装備の他に必要となるものがあります。第一に必要なものは免許証です。原動機付自転車一種、いわゆる「原付免許」以上の自動二輪車運転許可証や自動車普通免許が必要となり、運転中の携帯も義務付けられます。
また、ナンバープレートの取得と設置や、原動機付き自転車に関わる各種保険も必要となるので注意が必要です。
最後に忘れてはいけないのがヘルメットです。電動バイクをヘルメットなしで公道運転すると、道路交通法違反となります。処罰の対象となりますので、気を付けましょう。
折りたたみモデルに注目 電動バイクの選び方
実際に電動バイクを購入するにあたって、気を付けたいポイントがいくつかあります。
まずは電動バイク本体が自分のニーズに合っているかどうかをよく考えてみましょう。電動バイクにはタウンユースを想定した小型のものから、荒れたフィールドでの運転に適したマウンテンバイク型や長距離走行を意識したモデルなど、さまざまなタイプが存在します。その中で自分のニーズに合ったジャンルを選びましょう。
また、メンテナンスのしやすさや自宅での置き場所なども考慮すれば、おのずと選択肢が 絞れてくるはずです。
中でもおすすめできるのが、折りたたみタイプの電動バイクです。コンパクトに折りたたんで収納や持ち運びができるタイプなら、電動バイクの可能性をさらに広げることができるでしょう。
厳選!おすすめの折りたたみ電動バイクをご紹介
ここからは、おすすめの折りたたみ電動バイクを3つ紹介していきます。購入時の参考にしてみてくださいね。
1台は欲しいかも! glafitバイク GFR-01
和歌山に本社を置くメーカーがクラウドファンディングで資金を集めて開発したのが「 glafitバイク GFR-01」です。
GFR-01は重量18kgという電動バイクとしてはトップレベルの軽さと、わずか710mm程度の大きさに折りたためるコンパクトボディを実現しています。
さらに、指紋認証キーや、電動バイク専用タイヤ、オプションにはなりますが走行中にスマホ充電ができるUSBポートなど、ハイスペックな機能を備えています。
カラーバリエーションも豊富で、地元和歌山特産の蜜柑カラーの「ミカンオレンジ」や台数限定カラーの「ウメボシレッド」など個性が光るラインナップを展開。かわいい外観と相まって女性ユーザーの支持も集めています。
運転に関してはペダル走行と電動走行、さらに電動アシストのモペット走行の3つの走り方が選べます。10円以下の充電コストで40㎞の走行が可能で、燃費の良さも見逃せないポイントです。
公道を走るなら Airwheel がおすすめ
電動スクーターや電動スーツケースなど、個性的な電動モビリティを発表しているAirwheelシリーズの電動バイクがAirwheel r6 です。
重量19.2kgとコンパクトな設計ながらも、長距離走行ができる大容量のハイパワーバッテリーを搭載。
性能面では「自転車」「モペット」「電動バイク」の三つの走行モードがあり、人力とバッテリーを併用するモペットモードでは最長100㎞の走行距離を誇ります。また、方向指示器やナンバープレート設置板なども完備されているので、公道運転にも問題なく対応できます。
さらに、Airwheel r6にはボタン一つで自動伸縮するフレーム機構やモバイルバッテリーとしても使える充電システムなど、うれしい機能も満載です。収納時はフレームを縮めてハンドル部を折りたためば、車のトランクなどにすっぽりと納めることもできます。
見た目はワイルドでも中身は繊細なTOPO16
次世代型SmartEV「TOPO16」の特徴はなんといってもその極太のタイヤです。
太さ4インチのタイヤホイールには、どんな悪路でも走派できる安定性と信頼感があります。タイヤと連動した本体のイメージは、ワイルドなファットバイクそのもの。
しかし高機能液晶ディスプレイやスマホホルダーといった、細やかな心配りを感じさせる装備も見逃せません。
重量は30kg程度あり決して軽量とはいえませんが、折りたたみ機構が備わっているので、車に収納して運ぶこともできます。
TOPO16は、マウンテンバイクのようにフィールドでの走りを楽しみたい人に、是非ともおすすめしたい電動バイクです。
電動バイクを体験しよう!購入は折りたたみモデルがおすすめ
21世紀に入り、石油や石炭などの資源の枯渇が地球規模で表面化してきました。従来の化石燃料に対する新時代のエネルギーとして、クリーンな電力が今後の主力になっていくことでしょう。
電動ハイブリッドバイクは省電力で活動でき、排気ガスが空気を汚すこともありません。また、人力で動かすことも可能なので、良い運動にもなります。
折りたたみができるモデルなら、利用できるシーンや場所も広く、生活のあらゆる場面での活躍が期待できるでしょう。
クリーンでヘルシーな新時代がすぐそこまでやって来ています。この流れに乗り遅れないように、引き続き電動バイクに注目していきましょう。
【参考文献】
https://glafit.com/product/glafit-bike/
https://www.airwheel.tokyo/