電動キックボードの基本的な乗り方や公道での乗り方をくわしく解説!

電動キックボードに乗ってみたいけどどのように乗るの?普通のキックボードの乗り方と違いはあるの?などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は電動キックボードの乗り方や公道を走る際の準備や注意点について、くわしく解説していきます。

環境にも優しく、車やバイクに次ぐ移動手段として注目されている電動キックボード。ぜひ基本的な乗り方を知って、新たな移動手段として検討してみませんか?

電動キックボードの基本的な乗り方

まずは基本的な電動キックボードの乗り方を解説します。一見難しそうに見えますが、じつは普通のキックボードへの乗り方とほとんど変わりません。覚えてしまえば簡単に身につけることができます。

電動キックボードの基本的な乗り方

両手でハンドルをしっかりと持ったら、軸足をまっすぐ前に向け板に乗せます。このとき軸足はなるべく前の方につけて乗せるのがポイントです。身体全体でバランスを保ちながら、まずはこの姿勢をとってください。

この姿勢がとれたらもう片方の蹴り足を板の後ろに乗せます。蹴り足を乗せるときは、つま先がほとんど真横に向くようにしましょう。

蹴り足は斜め前につま先を向けて乗せても大丈夫ですが、板の後ろにある後輪のブレーキを踏んでしまわないように気をつけてください。

走り出して曲がりたいときはその方向にハンドルを傾けます。曲がるときはバランスを崩してしまいやすいので、まずは両足を板に乗せた状態でハンドルを左右に傾け、練習をするのがおすすめです。

電動キックボードとキックボードの乗り方の違い

普通のキックボードと大きく違う点は、電動で走行をアシストしてくれるところです。ひと蹴りで大きく進むことができるので、とっても快適な乗り心地を体感することができます。

また電動キックボードにはハンドル部分にアクセルレバーがあり、これを操作することで加速していくことができるモデルもあります。車やバイクのように、走行距離や時速が表示されるモニターもついている場合は、速度を確認しながら調節することができるのです。

電動キックボードの公道での乗り方

電動キックボードには、車と同じように公道を走ることができるものもあります。ただしもちろん道路交通法などのさまざまな法律の適用を受けることになるので、事前準備や注意が必要です。安全に公道を走ることができるよう、きちんと頭に入れておきましょう。

公道を走れるモデルを用意する

公道を走るためには、公道を走ることができるモデルを用意しましょう。具体的には、Airwheel Z5やsunameriなどがあてはまります。

Airwheel Z5はフットペダルが折りたたみ式になっており、少し脚を開いた楽な姿勢で走行することができます。sunameriはハンドルを切るのではなく、体重をずらすことによって曲がることができるのが特徴です。

このように公道を走れる電動キックボードの中にも、モデルによってさまざまな特徴があるので、お好みの電動キックボードを用意してください。

公道を走るための準備をする

電動キックボードは法律上、原動機付自転車か普通二輪に該当します。ですので、公道を走る際には、原動機付自転車や普通二輪と同様に準備をする必要があります。

原動機付自転車にあてはまる電動キックボードについて説明します。まずは原動機付自転車を運転できる、という免許が必要です。普通自動車免許を取得している方であれば、あわせて取得されていますよ。電動キックボードで公道を走る際は、必ず免許を携帯するようにしましょう。

また一般的な原動機付自転車と同様に、ライトや方向指示器、ミラーなどをつける必要があります。公道を走れるモデルの電動キックボードであれば、はじめから装着されていたり、セットで装備できるものもあります。購入する際、販売員に確認していただくと安心です。

さらには自動車保険に入り、軽自動車税を納める必要があります。そして軽自動車税を納めた際に交付されるナンバープレートを、必ず車体に取り付けます。ナンバープレートを取り付ければ、いよいよ公道を走れそうな雰囲気になってきましたね。

ですがこれだけでは公道を走ることはできません。公道を走る際は、必ずヘルメットを準備しないといけません。もちろん走行中は車などと同様、交通ルールを守って走行しましょう。

公道を走る際の注意すること

公道を走る前に必ず電動キックボードの運転の練習をするようにしましょう。操作に慣れていない状態で公道を走るのは、かなり危険です。

電動キックボードは自転車のように手軽なのでつい気を抜いてしまいがちですが、やはりナンバープレートをつけたしっかりとした車両。同じ公道を走る車には接触してしまわないよう、スピードを調整しながら走行ししてください。電動キックボードはバイクよりも小ぶりなので、自動車の運転手の目にも入りにくいです。信号待ちなどで追い抜いたりする際も無理はせず、難しそうだと思ったら並んで待つようにしてくださいね。

まとめ

電動キックボードの基本的な乗り方から公道での乗り方までを解説しました。いかがでしたか?

乗り方は普通のキックボードとほとんど同じですが、公道を走る際にはナンバープレートやライトをつける必要があるなど、しっかりとした事前準備が必要です。まだまだ日本では普及していない乗り物だけに、細心の注意を払いながら走行するようにしてくださいね。

走行中は全身で風を感じ、電動アシスト機能で加速も容易な電動キックボードは、乗っているだけでもとっても気持ちいい乗り物。さらには排気ガスが出ないため環境にも優しく、バイクよりもコンパクトで手軽に乗ることができるなど、メリットはいっぱいです。

ぜひ今回ご紹介した乗り方を参考に、快適な電動キックボードライフを送ってください。