電動キックボードの800Wってどれくらいすごいの?800Wの電動キックボードについてくわしくご紹介いたし

静かでシンプルで操作が簡単、また手軽に持ち歩けることから人気を集めている電動キックボード。デザインからパワーに至るまで多くのシリーズが展開されていますが、今回焦点をあてるのは800Wクラスの電動キックボードです。

本記事では800Wクラスの電動キックボードに関する疑問をまとめてみました。どのくらいのパワーを持ち、最高時速はどのくらい出るのか、またその特徴を解説していきます。

電動キックボードで800Wって存在する !?

800Wの電動キックボードは存在します。たとえばZEUS、これは最高速度15〜25km/時の高速駆動を実現したパワー、スピードをもち大人も楽しめる電動キックボードです。

気をつけたいポイントとしては、おもにに公園やレジャー施設、倉庫などの私有地での使用を目的として作られているため、公道で走ることはできない点です。それにしても、立ち乗りで15km〜25km/時というスピード感が味わえるのは嬉しいものです。

ZEUS (ゼウス)

出典元 : 匠ワールド通販

800Wの電動キックボードのなかでも人気なZEUSは、迫力と機能美を兼ね備えたハイエンドモデルです。積載能力は120kg、最高走行距離は20kmと十分な機能を備えながら、ボディはシンプルでコンパクトなのが特徴です。また走行を安定させるサスペンション、電源管理ができるイグニッションキーなど装備も充実しており、こだわり抜かれた見た目は大人をもワクワクさせます。

同シリーズのなかではハイエンドモデルですが、価格は49,800円 (税込)とコスパは最強。さらにサドルの着脱が可能で、キックボードタイプ、スクータータイプ両方で使用できるのもメリットです (サドルがある場合は電動スクーターと定義されます) 。ZEUSの対象年齢は13歳以上で、重量は40kg。折りたためば全長114cmまでコンパクトになります。休日は出先での周遊やちょっとした移動にも役立ちそうです。

Hs024 (エイチエスゼロニーヨン)

800Wクラスでは電動キックボード、Hs024も人気です。積載能力は65kg、最高走行距離15km、最高速度は25km/時と十分なパワーを持ち前後ディスクブレーキもついています。

価格は47,800円 (税込) 。こちらの対象年齢は16歳以上、材質はアルミ・スチールで、バイクを小さくしたようなしっかりとした作りが特徴です。重量は35kgで折りたたみも可能なので、持ち歩きにも保管にも便利なサイズです。

ZEUSと同じく公道走行はできませんが、私有地や公園、施設敷地内などで使うことができます。重厚感のあるデザインなので一見男性向けに見えますが、じつはZEUSより5kgほど軽いのです。持ち歩きという観点からいくと女性にも優しい作りになっています。実際に機体を動かしている動画があるのでこちらの引用をご紹介いたします。

動画では最速40km/時となっておりますが、恐らく積載量によって最高時速が変わるので、気になる方は販売店に直接確認してみるといいでしょう。

そもそもモーターの出力とは?

モーターは出力 (W) が大きいと、その分重いものを動かすことができます。つまりワット数(W)が大きいほどパワーなど時速に反映されていくのです。電動キックボード (またはスクーター) は、平均的に100W〜1000Wクラスまで幅広く展開されています。

最大だと2000Wをもつものもありますが、800Wクラスは〜25km/時まで速度が出ることから、大人向けに開発されているものが多いです。

800Wってどのくらいすごい?

ZEUS、Hs024の最高時速は25km/時でした。ではこれはどのくらいすごいのか、よく対比に出される電動アシスト自転車と比べていきます。電動アシスト自転車の平均時速は10km〜20km/時といわれていますが、ポイントは24km/時では電動アシスト力がゼロ (ほぼ人間の力でこぐ状態) になってしまうことです。

対して電動キックボードは、 ”人間の力はほぼいらない” というところがポイントです。一度片足で蹴りだせばあとはモーターの力で爽快に走っていくので、こぐ必要も蹴り続ける必要もありません。比較をすると、バッテリーとモーターの力だけで25km/時を出すのは結構なパワーであることがみえてきます。

まとめ

この記事では800Wの電動キックボードについて、「ZEUS」と「Hs024」という2つのモデルを参考にそのパワーや特性をご紹介しました。電動キックボードはおもに100〜1000Wクラスが展開されていますが、800Wはなかなかのパワーを持った機体です

レジャー施設や広い公園、一部の私有地で移動が大変なときは、力を使わずに電動アシスト自転車以上の速度を出せる電動キックボードが役に立つのではないでしょうか。