今流行りの電動キックボードの特徴から選び方、シェアリングサービスまで徹底解説!

電動キックボード 流行り

アメリカ西海岸で大ブームとなった電動キックボードですが、いまや全世界に広がりつつあるほどブームになっているのです。

その理由はとても軽くてコンパクトなので、だれでも手軽にあつかうことができ、目的地までらくに早く移動できるという実用性。

また地元民だけでなく、観光客の足としても使える万能さです。この記事ではいま話題の電動キックボード、そしてなかでも話題のシェアリングサービスについて解説していきます。

シェア電動キックボードが欧米で大流行!!

欧米において大ブームとなっている電動キックボード。

2018年からはシェアリングサービスの展開も加速し、サンフランシスコ、ワシントンD.Cをはじめとするアメリカ各地、そしてフランスを含めたヨーロッパなど全世界70箇所で展開されています。

電動キックボードとは

電動キックボードとはL時型をしたキックボードにバッテリーとモーター、ブレーキなどを取り付け電動で走る電動モビリティです。

立ったまま乗るものが電動キックボード、座席があるものは電動スクーター (または電動バイク) と呼ばれることもあります。

海外では通勤や街中で乗っているひとが目立ちますが、日本では法律上、電動キックボードは原動機付き自転車、または自動二輪車に区分されるためナンバー取得などの手続きなしに公道を走ることはできません。

シェア電動キックボードとは

レンタサイクルの電動キックボードバージョンです。シェア電動キックボードは、安価でかんたんに移動できることから、アメリカやヨーロッパで人気をよび発展してきました。

日本でも2019年にさいたま市と川口市がベルリン拠点のシェアリング会社「WIND」と連携をして、シェア電動キックボード実験的な導入をはじめています。

ただし日本では法規制がありますので、利用できるのは”原動機付き自転車の運転免許をもった18歳以上”となっています。

シェア電動キックボード選びのポイント

会社によって展開している国がちがうので、いろいろな国へ旅行にいくのが好きな方は多くの都市で展開している会社を選ぶのも手です。

何度も登録するより、ひとつアカウントをつくればどこでも利用できて、仕様がわかっていればどの国へいっても安心です。

ちなみにほとんどのサービスはアプリ完結型、電動キックボード検索、本体のロック解除、指定場所への返却、支払いまでを端末ひとつで行うことができます。

流行のシェアリング電動キックボード各4社

2018年にサンフランシスコなどで大ブームとなった電動キックボードのシェアリング。さいきんではヨーロッパでもブームが広がってきました。

そこで、シェアリング会社をいくつかピックアップしていきます。

  • Lime (ライム)
  • TIER (ティアー)
  • Circ (サーク)
  • Voi (ヴォイ)

Lime (ライム)

Lime社はアメリカが展開する電動キックボードのシェアリングサービス。世界でもっとも観光客が訪れるフランス・パリでも活躍しています。

レンタルから決済、返却までをすべてアプリで行うことができ、日本の端末でもインストールすることができます。本体はハンドルについているアクセル代わりのレバーとブレーキで操作をします。

国際免許の所持とヘルメットの着用は必須ですが、観光客でもかんたんに利用することができます。

TIER (ティアー)

ベルリン拠点のTIER社。サービス内容は競合と似ていますが、同社の特徴は地元の政府と連携をとりながら普及をすすめているところです。

アメリカにくらべるとまだまだ開拓の余地があるヨーロッパ市場。TIER社は2018年にはウィーンでもサービスをはじめました。

ヨーロッパの都市交通をよい方向へかえるために、ひとつの手段として「電動キックボードのシェアリングをポジティブに根付かせていくこと」をモットーにサービスを展開しています。

Circ (サーク)

ベルリンが本拠地のCirc社。同社はフードデリバリー業界大手のDelivery Hero社から派生したスタートアップ企業です。

後発でありながらも、サービス開始4ヶ月で100万人の利用者を記録したことで注目をあつめました。

こちらもアプリ完結型で、電動キックボードの位置検索、ロックの解除、かえす場所の確認、支払いまでを自分の端末で行えます。

ひとつアカウントを作れば、現在展開されている世界11ヶ国どこでも使うことができます。

Voi (ヴォイ)

北欧でいち早く事業を立ち上げたスウェーデンVoi社。

その後は順調にサービスを、フランス、ドイツ、イタリア、ノルウェー、ポルトガルに拡大し、各地で電動キックボードのシェアリングサービスを展開しています。

アメリカで乗り捨てが問題になったのを教訓として、同社は公的な駐車場運営会社と連携をとり、駐車場の外に電動キックボードを置けるようにするなど、ポジティブにシェアリングサービスを展開できるよう工夫しています。

まとめ

この記事では最近世界各国で人気をあつめているシェア電動キックボードについて、またシェアリングサービスで有名な4社をまとめました。

パリでは、多くの観光客がじっさいに電動キックボードをたのしんでいます。観光では長い距離を歩くこともあるので、自分で行きたいところに、行きたいときに、スムーズにしかも安価で移動できるのは嬉しいですね。

ぜひ海外へ観光される方は、トライしてみてはいかがでしょうか。