電動キックボードの国内外での人気を調査!

電動キックボード 人気

1990年代に流行したキックボードですが、近年大人も楽しめる電動キックボードがあるのはご存知でしょうか?日本でもいくつかのメーカーが電動キックボードを販売していて、存在が浸透しつつあります。

実は電動キックボードの先駆けは海外で、日本よりも日常的に使用されているのです。今回は日本ではなく海外でどのくらい人気なのかご紹介します。電動キックボードの購入を考えている人はぜひ一度読んでみてください。

電動キックボードの海外での人気

電動キックボードを日本よりも早く販売し始めた海外。海外では電動キックボードはどのような存在なのでしょうか?

人気の度合いをフランス・シンガポール・ドイツに分けてご紹介します。

フランス

フランスの中でも都市にあたるパリ。大きそうな印象ですが、実際は東京23区よりも小さな面積です。山手線内の面積と同じで南北18キロ、東西は9キロほどの小さな町。

小さい町なのでバスや車よりも電動キックボードで移動する方が便利なことも多いのです。朝や夕方は渋滞で立ち往生してしまうこともあります。そんな時に便利なのが自転車や電動キックボードでの移動。

パリでは老若男女問わず電動キックボードを使用しています。乗るときには運転免許は不要で、14歳以上であればだれでも自由に乗れるのが魅力。日常的に大勢が使用しているパリでは電動キックボードのレンタルサービスも盛んです。

シンガポール

シンガポールでは電動キックボードのことをE SCOOTERやPMD (personal Mobility Device) と呼んでいます。子供から大人まで幅広い世代の人たちが使用しているのが電動キックボードです。

シンガポールの面積は東京都で言う23区にあたります。そして、シンガポールでは自家用車を所有するのに高額な費用がかかるのです。なので、自家用車を所有している人は多くありません。

電動キックボード、自転車、タクシー、公共交通機関が主な移動手段です。特に電動キックボードは法律の整備も行われていて、歩道を走行することも可能になりました。その点は日本よりも進んでいると言えます。

観光客が訪れる観光スポットも狭い範囲に集中しているので、電動キックボードで観光する人も多いです。

 

ドイツ

ヨーロッパでは以前から電動キックボードに人気がありました。一方で車や人との接触による事故が問題として浮上。電動キックボードに対して賛成・反対が大きく別れている状態でした。

しかし、ようやく2019年5月に公道で電動キックボードを走行する法律が施行されました。歩道での走行は禁止ですが、公道での使用が認められているのです。電動キックボードに乗る人は14歳以上で最高速度は時速20キロまでに制限されています。

観光客や住民向けに電動キックボードをシェアするサービスも盛んなドイツ。法律の施行も後押しして、これからますます電動キックボードが人気になっていくでしょう。

 

電動キックボードの日本での人気

海外で人気が高い電動キックボードですが、日本ではどのくらい人気なのでしょうか?ここでは、日本国内で電動キックボードに乗るときに注意したい法律や普及しているサービスについてご紹介します。

法律的には原動機付き自転車

電動キックボートを日本国内で乗りたい場合には、いくつかの法律を理解しなければなりません。日本では電動キックボードは原動機付自転車にあたります。

原動機がエンジンではなく、電動の場合でも原動機付自転車として扱われるのです。つまり、日本で電動キックボードを利用したい場合は原付の運転免許証が必要になります。

他には電動キックボートを所有する場合、軽自動車税を支払う義務などもあります。海外と違って運転免許証を求められるので、運転免許がない人は乗ることが出来ません。

 

シェアリングサービスの普及

日本では海外と比べると電動キックボードのシェアリングサービスは行っていません。しかし、2019年以降は奈良市や浜松市などの自治体が実証実験を行うことを明らかにしています。

実証実験とはある区画間で電動キックボードのシェアリングサービスを実施するというもの。本格的に日本国内でもシェアリングサービスが実施されると、日本人はもちろん外国人観光客からも人気を集めること間違いありません。

バスや電車とは違った魅力や手軽さを感じられるのが電動キックボートの良さです。

人気の電動キックボード3選

最後に人気を集めている電動キックボートをいくつかご紹介します。購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

CityBlitz (シティブリッツ)

 

出典元 : CityBlitz

CityBlitz (シティブリッツ) はドイツでつくられた電動キックボードです。重量は7.4キロと軽量タイプなので、女性も持ち運びやすい商品です。

前輪についているレバーを引くことで、折りたたむことが出来ます。ワンタッチ操作なので片手でも折りたたみやすく便利です。片脚スタンド付きなので、休憩時に寝かせる必要がありません。

 

ELECTRIC KICK BOARD – ZEUS – 800W

 

 

ELECTRIC KICK BOARD - ZEUS - 800W

出典元 : TAKUMI WORLD

座りながら走行ができる電動キックボード。アウトドアでスムーズに走行を楽しみたいときはサドルを取り外せますし、ゆったりと景色を楽しみたいときはサドルを付けるのがおすすめです。

最高速度は時速25キロで、最高走行距離は20キロです。たっぷり時間を楽しめるのはZEUSのメリットと言えます。

 

JDBUG ES312 電動キックスクーター

出典源:JDRAZOR

リチウムイオンバッテリーで動く電動キックボードです。ハンドルに付いている親指のスロットルで速度の調節が可能。

後輪についているフェンダーブレーキによって初心者の方でも安心して停止が出来ます。重量は12キロなので軽めで、キックボード初心者の方でも安心して使える商品の1つです。

 

まとめ

電動キックボードは日本よりも海外が先駆けとなっている乗り物です。そのため、海外の方が歩道や公道を走れたり、運転免許が不要だったりと進んでいるのが事実。しかし、日本でもこれから電動キックボードが徐々に浸透いく傾向が見られます。

電動キックボードを日本で利用する際にはヘルメットの着用・原付の運転免許証の所持などが条件なのでよく確認して利用してください。

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7月 26, 2019