電動スクーターの一種である「セグウェイ」は、1人乗りで楽に移動できる便利な乗り物です。実は日本にも、セグウェイに乗ってゴルフが楽しめるコースがあります。
セグウェイならゴルフバッグを付けたままフェアウェイに入って行けるので、楽に早くゴルフをラウンドすることが可能です。
この記事では、セグウェイゴルフのメリットとプレーできるゴルフ場を紹介します。
Contents
セグウェイに乗ってゴルフをしてみよう
セグウェイを使ってゴルフプレーするメリットには、どんなことがあるのでしょうか？セグウェイゴルフの注意点についても合わせて紹介します。
セグウェイってどんな乗り物？
セグウェイとは、アメリカで開発された電動の1人乗りスクーターです。2つのタイヤの間にプレートが渡されてあり、プレートからは上にハンドルが伸びています。乗る人はプレートに足を乗せ、立った状態でハンドルを持って動かします。
操縦はアクセルとブレーキではなく、乗った人の体重移動で行います。内臓の「バランス・センサ・アセンブリ」という2つの傾きセンサーと5つのジャイロシステムにより、安定性が高いのが特徴です。
一度の充電で24kmから39kmほど走行可能。最大時速は20km/h、最大積載量は120kg弱です。最小回転半径は0ｍなので、その場でくるくると回れます。
セグウェイゴルフのメリット
セグウェイには芝用のタイヤがついているので、ゴルフ場ではフェアウェイ上も走れます。ラフを走る時も安定感があり、少し早めのジョギング程度の速さで走行できます。
セグウェイでは自分のボールが落ちたところまで移動可能。カート利用と徒歩のプレーと比較すると、ずっと早くラウンドすることができそうです。
しかもセグウェイにはゴルフバックをずっと付けたままにできるので、身体への負担がかなり軽減されます。クラブを取りにカートへ帰ったり、ゴルフバッグを担いで移動したりせずに済むのはとても快適。2ラウンド回っても疲れないので、たくさんプレーを楽しみたい方にもおすすめです。
セグウェイでゴルフをするときに気をつけたいこと
プレー当日は、すぐにセグウェイゴルフを楽しめるわけではありません。ほとんどのゴルフ場ではセグウェイの事前講習に参加する必要があります。事前講習はプレースタートの1時間前から行うゴルフ場が多く、講習料が500円から1,000円ほどかかります。
また、セグウェイの重量制限はゴルフバッグ込みで45kg以上118kg以下です。ゴルフバッグは重くても10kgほどなので、体重100kgまでが目安になります。そして多くの場合、16歳または18歳以上かつ70歳未満の年齢制限を設けています。細かいルールは、事前にゴルフ場に問い合わせてみましょう。
加えて、プレー前には安全に利用することを約束する誓約書を提出します。ゴルフ場ではセグウェイの飲酒運転を禁止していますので、プレー前のお酒は控えましょう。
東日本のセグウェイで回れるゴルフ場
東日本にある、セグウェイゴルフが楽しめるゴルフ場を紹介します。都心から近い立地やリゾートゴルフ、海沿いのコースなど、個性的なゴルフ場から自分の好みを選んでみてはいかがでしょうか。
茨城県｜アジア取手カントリー倶楽部
茨城県取手市にあり、常磐道の谷和原インターチェンジからは車で15分ほどでアクセスできます。セグウェイでプレーできるゴルフ場の中では、都心からもっとも近い場所です。
セグウェイは100台も導入されており、ファアウェイまで乗り入れて快適なプレーを楽しめます。セグウェイの講習料金は初回のみ540円で、加えて障害保険またはゴルファー保険の加入を勧められます。プレーの1時間前から講習が始まるので、講習受講経験者以外の方は必ず参加しましょう。
栃木県｜25那須ゴルフガーデン
25那須ゴルフガーデンは、リゾートホテル｢ウェルネスの森那須｣の中にあります。那須連山を一望できる環境のもと、1ホール2ウェイ方式の本格的なリゾートコースは、初心者から上級者まで楽しめるつくりになっています。
このゴルフ場は、2007年に日本初のセグウェイゴルフを始めました。セグウェイを使うときは、30分程度の事前講習を受けてからホールへ出発します。セグウェイならボールのそばまでゴルフバッグと移動して、間近で使うクラブを決められるメリットもあります。
石川県｜千里浜カントリー倶楽部
石川県の海沿い、のと里山海道の今浜インターチェンジからすぐの場所にあります。自然な松林でホールが分かれており、まっすぐなホールで
はのびのびとティーショットを放てます。全体的にフラットなコースのつくりになっているので、初心者の方でも楽しめそうです。
気持ち良い海風の中、セグウェイに乗りながらプレーを楽しめるのが魅力。レンタル料金は3,000円かかります。セグウェイゴルフをするには自動車運転免許証が必要で、60歳以下に限定されています。
西日本のセグウェイで回れるゴルフ場
セグウェイを使ったゴルフは女性でも疲れにくく、長くラウンドが楽しめます。ここからは、西日本にあるセグウェイゴルフが楽しめるところを紹介します。
兵庫県｜佐用スターリゾートゴルフ倶楽部
全27ホールもあり、7,180ヤードもある東と西のチャンピオンコースと、まるで海外コースのような南コースとがあります。ゴルフ場併設の宿泊施設は有名な建築家の安藤忠雄氏設計のもので、宿泊プランが人気です。
セグウェイゴルフは1日1組限定なので、事前に電話予約が必要です。初回のみ1人1,100円の登録料がかかり、18歳以上に限定されています。佐用スターリゾート内にはテニスやプール、オートキャンプ場などもあるので、さまざまなアクティビティを一緒に楽しめます。
三重県｜東建多度カントリークラブ・名古屋
東建多度カントリークラブ・名古屋では、宿泊の場合に限りセグウェイゴルフを利用できます。料金は1ラウンド5,000円、ハーフラウンドなら3,000円です。プレー前には、インストラクターによる講習を受ける必要があります。
セグウェイでフェアウェイを走ることはできますが、グリーンとバンカーには入れないので注意しましょう。
「ホテル多度温泉」が併設されていて、露天風呂と室内大浴場では自家源泉の「美人の湯」を楽しめます。
佐賀県｜WITHIN STYLE GOLF CLUB
佐賀県のWITHIN STYLE GOLF CLUBは多久インターチェンジからほど近くにあり、福岡県からもアクセスしやすい立地です。全18ホール、6,740ヤードの広さがあり、豪快に攻められるコースとトリッキーなコースとが入り混じったホールは、アスリートにも支持されています。
セグウェイゴルフをする場合は、利用料金に2,420円が追加されます。台数に限りがあるので、事前に電話予約が必要。きれいに整備された芝の上を、セグウェイで颯爽と走りながらのプレーが楽しめそうです。
セグウェイに乗ってゴルフを快適に楽しもう！
セグウェイを使ったゴルフプレーは、快適で疲れにくいのが嬉しいポイント。2ラウンド回るのも苦にならず、翌日に疲れが残りにくいメリットもあります。
現時点で日本にはセグウェイがあるゴルフ場はそう多くはありませんが、旅行や遠出してゴルフを楽しみたいとお考えの方は、セグウェイに乗れるところを選んでみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
http://segway.client.jp/about_segway.html
https://pro-golfacademy.com/zatsugaku/8673/
https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/disp/c_id/80004?sclid=ca_a_pc_sa_gcourse_0023795&gclid=Cj0KCQjwzZj2BRDVARIsABs3l9J9mMftpO9tS7SZFMzBMfGH8_49ifM1sya4R6AOAZvU8-MikufdFncaAgNaEALw_wcB
https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/disp/c_id/90139?sclid=ca_a_pc_sa_gcourse_0105350&gclid=Cj0KCQjwzZj2BRDVARIsABs3l9I2l4hyI7dX3sWtAFMDC302VI-1WcBrp-IFk5MW2b7bvplabRxJfIEaAptLEALw_wcB
https://golfdigest-play.jp/course/17211091
https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/disp/c_id/170015/
https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/disp/c_id/280060?sclid=ca_a_pc_sa_gcourse_0014127&gclid=Cj0KCQjwzZj2BRDVARIsABs3l9LfPBgo78VM3AwOmP06cRjWy3c5g7fK2s64v8LxSPLHU0BDvE2MPkkaAvCDEALw_wcB
https://reserve.golfdigest.co.jp/golf-course/calendar/533101
https://www.token-tado.co.jp/tado_onsen/pickup/segway/
https://booking.gora.golf.rakuten.co.jp/guide/disp/c_id/410006/
http://www.within-golf.com/fee/31.html
